子どもの向上心を信じて
- 長岡蒼柴スポーツクラブテニスアカデミー
- 2023年1月30日
- 読了時間: 2分
北海道日本ハムファイターズ大渕隆スカウト部長のスポーツと子どもの未来、大人の役割について示唆に富んだ講演を聞く機会を得た。
熱く、想いのこもった講演を会場で直に聞いて、子ども、親も指導者も皆が幸せを感じるスポーツ現場をつくろうと決意を新たにした。
貴重な機会をいただいたことに感謝したい。
高校スポーツの全国大会出場校の固定化などの現状を認識したうえで、多様なレベルやニーズに応えてスポーツ界全体を“活気”づけるこれまでのやり方に囚われない新たな取組みが必要。
現在の指導者が子どもの頃に日常の中で知ることができたことを今の子どもが知らないのは当たり前で、メジャースポーツのルールや遊び方をゼロから教えることからはじめるのが今の常識。
現代にあった指導で生涯を通してスポーツに関りながら豊かな人生を過ごすために、楽しい、もっとやりたいと子どもの好奇心を育むことが指導者の大切な役割。
子どもや若者には、自分の未来を予想して感じる力が備わっていて、大人が聞いてとんでもなく大きな目標を立てていると思っても本人には未来の自分の姿が想い描けている。
大人が無理だと思う夢を叶えていく子どもは、圧倒的な向上心があって、自分の中から湧き上がるマインドに従い、どんな努力も惜しまない。
大人の常識で子どもの夢を萎めたり潰してはならない。子どもの力を信じて、応援することが大人の役割。
自己決定の裁量が多い人ほど幸福感が高い。自分の強みと弱みと向き合い、自問自答しながら自分の未来を自分で決める“決断”を繰り返す体験が幸福感を高める。
人真似をしていては、誰も成し遂げたことのないこと、前人未到の記録を達成する人になれない。徹底的に自分と向き合って決断を繰り返しながら成長していく者が偉業を成す。
決断する材料は自分の外には無く、自分の中にある。“スマホの中に未来はない”

#NAGAOKA SPORT Compass
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