2020-2021シーズンレポート(その3)
- 長岡蒼柴スポーツクラブテニスアカデミー
- 2021年9月17日
- 読了時間: 2分
■相手と関わってゲームを楽しむ
一発の破壊力に期待してのミス、返球を優先すると相手に優しいボールを返すことを繰り返して試合が進んでいる。
ゲームでは、フリーポイントやノータッチウイナーが僅かであることを理解して、相手のミスを誘うことで、有利な状況をつくってポイントを獲得することに注力したい。
ボールとのファーストタッチ、ポイントのスタートであるサービス、リターンとセカンドタッチとなるサービスの次(3球目)、リターンの次(4球目)で先手が取れるバリエーションを増やし、相手の特徴に適した有効なパターンを使えばポイントを有利に進められる。
様々な相手との試合から有効な作戦に気づき、必要な技術・戦術を身に付けたい。
相手のミスを誘うアイデアには、観察力と感性が必要となる。
試合では、相手に意識を向けながら自分にできることに全力を尽くすことを徹底したい。
そのことで、自分に足りないことに気づき、明確な課題が得られる。
■相手コートに打ち返す技術レベルを上げる
構え遅れて間合いが取れずに追い込まれることが多い。
打ち終わってから構えるまでの動きが身に付いていない。
相手から打たれたボールを待つときの構え、打った後の準備を徹底する。
特にスプリットステップのタイミング、打球後の動きの連動の質とレベルを上げたい。
フットワークをトレーニングしながら、まずは返球能力の向上に取り組む。
サービスは、ファーストサービス確率85%、コースを打ち分けて作戦の第1球目の役割を果たすことを当面の目標にする。
リターンは、触る、返す、狙う、打ち込むの順で取り組む。
■感受性を高めて自分と対話する
フォームをつくることに囚われて、感覚のセンサーやコーディネーション能力を発揮できていない。
ボールの見方など眼の使い方、ボールインパクトの感覚(ボールタッチ)、ボディインパクト(バランス、キネティックチェーン)、時間と空間の調整(タイミング、リズム)を操る感性と創造(想像)力を育む。

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